第29章 休暇5日目*
朝から入浴してエッチ。
またお風呂に入って、逆上せた。
完全なるノックダウンだよ。
ソファーに座る悟さんの膝枕で微睡む。
「ねえ?」
「うん?喉乾いた?」
「それは大丈夫。聞きたいことがあるの」
「どうしたの?」
「何でここまでしてくれるの?」
まあエッチの回数には文句を言いたいけど。
それは一先ず置いておいて。
「名前を愛してるんだもん。尽くすのは当たり前でしょ?」
「そういうもの?」
悟さんって、色んな一面を持ってるから。
それが本当なのか分からないよ。
「僕の言うことが信じられない?」
「そういうわけじゃないんだけど…」
ここまで尽くされて、私は何を返せばいい?
「僕はさ。こうして君とのんびりしてられるだけで、充分幸せなんだよね」
「私が大仏のように横になってるだけで?それだけでも幸せなの?」
「うん。君と触れ合っていられるなら、そうだね」
「そっか」
私もだよ。
こうして膝枕で涼んでいる時も。
大好きな悟さんの側にいれるだけで。
とても幸せ。