第27章 休暇3日目*
「ねぇ?やっぱりこの服も買っておくべきだったんじゃない?」
「えー…もういいよー。それより赤身といくら下さい♡」
「はぁっ…名前ってば、色気より食い気だね…。まあそこも可愛いけどさ」
「んー♡美味しい♡あとサーモン下さい♡」
だって、お買い物より食べ物の方が好きなんだもん。
「よく食べるねー」
「うん♡お寿司すきー♡たまご下さい♡」
「ははっ。連れて来た甲斐があって良かったよ」
「ありがとう♡悟さん、大好き♡ねぎとろ下さい♡」
「なんかさ…お寿司のついでに言われた気がするんだけど」
「気のせい。気のせい」
たらふくお寿司を頂いて、私のお腹は大満足。
「ご馳走様でした」
「美味しかった?うん♡」
悟さんと手を繋いで歩く。
「この後は?」
「特別、用事はないけど。どうする?どこか行きたい?」
「ううん。帰りたい」
「うん。君の手、すごく温かいもんね」
「ははっ!眠いのバレた?」
「バレバレ。食欲、睡眠欲が満たされたら、どうなるか分かってる?」
え?
あとは性欲?