• テキストサイズ

【呪術廻戦】 輪廻転生【五条悟】

第22章 懐胎*


 


side.五条悟





医務室に入ると、丁度硝子が胎児の様子を診ていた。





「心ちゃんは、どう?」

「どうもこうも蓮の時と同じだよ。この様子ならいつ産まれても遅くない」

「蓮が言うには明日らしいんです」

「すごいな。未来予知まで出来るのか」

「ははっ。僕の子だもーん♡」

「…名前。浮気してこい」

「えっ?」





僕の発言が余程気にいらないのか。

変なことを吹き込む硝子。



やめてよ。

僕、名前に捨てられたら、地球滅ぼしちゃうよ?






「硝子さん。残念ながら私にそんな度胸ありません」

「お前の心臓はミジンコだな」

「ははっ。そこが可愛いじゃん」





名前は僕から離れられないもんね。





「で、どうする?」

「えっ?何が?」

「今度も心臓止まるまで待つか?それとも、ちゃっちゃと切開して出しちゃうか?」

「そっか…。前回、私、死んじゃったんですよね」

「そうだね。もう取り出してもいいなら、心臓止まる前に取り出しちゃおうか?」





それなら硝子の反転術式で治せるし。


 
/ 396ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp