• テキストサイズ

【呪術廻戦】 輪廻転生【五条悟】

第22章 懐胎*





隣でぐうぐうと寝ている蓮を見る。





「…名前…」





吃驚した様子の悟さんを見て。

同じ体験をしたのだと悟った。





「蓮の夢、みた?」

「うん」

「この子…一体何者なんだろう?」





蓮の周りでは不思議なことばかりが起きる。





「それより名前。妊娠してるの?」

「…分かんない…」

「君がみてた予知夢って、こんな感じ?」

「うん」





私の変な力が蓮に遺伝してるの?





「そっか。もう少し寝て。それから硝子の所に行こう?」

「…うん…」





確かに、まだ夜明け前だ。


悟さんの腕に抱かれて、再び眠りにつく。





午後になって、私たちは硝子さんを訪ねた。





「妊娠してるね。おめでとう」





吃驚して、悟さんの顔を見上げる。


やっぱり本当だったんだ。





「どうかしたのか?」

「蓮の予知夢で知らされたんだから、そりゃ驚くでしょ?」

「じゃあ初期症状はないのか?」

「はい。全く」





「そうか。蓮の時は死にかけたんだ。今回も気をつけないとな」





そうだった。

 
/ 396ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp