• テキストサイズ

【呪術廻戦】 輪廻転生【五条悟】

第21章 友情


 


side.五条悟





「名前。側についてるから少し眠ったら?」

「何で?」

「運動して疲れてるみたいだし、蓮もお昼寝タイムだよ」





それに僕が抱きしめてあげていないと。

君は怖いだろ?




「じゃあ、少し横になる」





蓮を連れてベッドに行く名前。

余程不安なのか、蓮を離そうとしない。





「安心して。僕がついてるから」

「うん」





暫く抱きしめていると、規則正しい寝息が聞こえる。


顔を覗いて、無防備な可愛い寝顔にキスをした。



君もある意味、特級過呪怨霊だったからね。

余計に敏感になるんだろうな。



以前、憂太に言ったことがある。





『愛ほど歪んだ呪いはない』





僕が名前を呪ったりしなければ。

君は平凡に産まれてこれたのかもしれない。



それでも僕らは出会ってしまった。

運命は残酷だね。





「愛してるよ」





いつか歳をとって、人生を全うして死ぬ間際。

この人生が幸せだったか聞けるかな?



その時まで、僕は命懸けで君を愛するよ。


 
/ 396ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp