第20章 朗報*
side.五条悟
蓮を寝かしつけて、食器洗いをする。
その間に名前はゆっくりとバスタイム。
「悟さん?」
「あれ?もう上がったの?」
「うん。食器洗ってくれてたの?」
「うん」
「ありがとう」
バスローブ姿で抱きつかないでよ。
勃っちゃうじゃん。
背後から僕に抱きつく名前。
「お仕事の後に家事させてごめんね」
「ははっ。大袈裟だな。名前は育児してるんだから、これくらいさせてよ」
「んー。大好き」
感謝で擦りよる名前には悪いけど。
それ以上されたら、僕ほんとに我慢できなくなるよ?
「名前。そろそろ服着たら?」
「あ、そうだね」
「僕としては、そのままの方が脱がせやすいけど」
「そう?なら、このままでいようかな?」
「えっ?」
何それ?
誘ってくれてんの?
皿を洗い終えて、後ろを振り向く。
すると名前は顔を赤くしていた。
マジ?
その上目使いヤバイんだけど。
君は僕を煽る天才だね。