第18章 教授*
side.五条悟
「何だ…恵くんたちか…」
脱力したように安堵する名前。
「後で写メ見せてあげるよ」
「うん」
「で?名前ちゃんは、こんなにクタクタになるまで何してたわけ?」
「えっと…ストレッチして、ちょっと走ったら疲れちゃって…」
「ふーん。誰と?」
「真希ちゃんたち」
名前は何故か顔を真っ赤にする。
「何で照れてんのさ」
「なんか恥ずかしくて…ストレッチだけでしんどかったから…」
「確かにそれは恥ずかしいね。皆いたわけでしょ?」
「うん」
性格の悪い僕はそれを想像して笑ってしまう。
「続きはお風呂で聞くよ。ご飯も出来てるし」
「えっ!?ほんとに!?もう、やだぁ!」
「大丈夫。もうご褒美は貰ってるから♡」
「えっ?」
自分を不甲斐ないと思っている君は知らないだろうけど。
未だ繋がったままのチンコを引き抜く。
「ひゃっ!」
「ほらね♡」
悪戯に笑ってみせると、名前は顔を真っ赤にして怒った。