• テキストサイズ

【呪術廻戦】 輪廻転生【五条悟】

第17章 払拭*


 


散歩の後。

自室で蓮におっぱいをあげながら、加茂くんに言われた事を思い返す。



私もいつか、このちっちゃい手と離れてしまうのかな?

そういえば悟さんはどうやって育ったんだろう?



そういう話を聞いてなかった。


ぼんやりと考えていると、廊下からドタバタと五月蠅い音が聞こえてくる。



何の騒ぎだろ?



突然バンッと自室のドアが開いて、悠二くんが入ってくる。





「えっ?」

「えっ?」





お互い固まってしまう。

毛布で隠してはいるけれど、私は授乳中だ。





「ごめんっ!すぐ出てくからっ!」

「えっ?やっ!待って!ドアッ!開けないでっ!」





今度はお互いあたふたしてしまう。

私が大きい声を出したせいで、蓮が泣きだす始末。





「ふぎゃあーっ!ふぎゃあーっ!」

「蓮。大丈夫だよ―。よしよし」





どうにか蓮をあやしていると、またドアが開いた。





「名前ー?どうしたのー?」

「あっ、悟さん」

「あっ、五条先生…」





この状況を見て、悟さんは固まってしまった。


 
/ 396ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp