第2章 大丈夫って言ってるやつが一番大丈夫じゃない
土「…いい加減口割ったらどうだ」
『……』
土「…チッ」
見張りは時間帯で変わってて、
でも近藤さんはずっとイスに座っていた。
近「なあちゃん…
もし何かあるなら話してくれないか。
君の力になれるならなりたいんだ」
力になれるならなりたい。
力になれる?
この人たちが?
私を救ってくれる?
確かに坂本が私にしたことは
性犯罪にはなる。
『……本当に…救ってくれますか…』
近・土・沖「‼︎」
私が口を開いたことに三人は凄く驚いていた。
近「あぁ。もし出来ることがあればなんでもするさ‼︎」
近藤さんは自分の胸を強く叩いた。
いや、なんか
ただのゴリラにしか見えないけど…