• テキストサイズ

Wonderland

第2章 大丈夫って言ってるやつが一番大丈夫じゃない





『…あの男……坂本に、私は
何度も無理矢理レイプされていたの…』

「「「‼︎」」」



私の発した言葉に三人は驚いていた。



『…事務所も坂本財閥にはお世話になっているから逆らえないし、私たちも逆らえなかった。……私はずっと坂本の言いなりだった。 一年以上は体を求められてた』

近「…そんな…」

『…あの日…知らない男2人にもレイプされて…ムービー撮られそうになってそこで私逃げ出したの』

土「……」

『もう、芸能界から消えてもいいやって。そんなことより坂本から逃げたかった……』

沖「……」



いつの間にか目から涙が零れて
机に落ちた。



『……お願い……助けて』

近「‼︎」



私はそのまま両手で顔を抑えた。



涙が止まらなかった。


こんな風に誰かに話したの初めてだったし、助けてって言葉を口にしたのも初めてだった。




/ 83ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp