第16章 たったひとつの （五条悟）

太ももに手を伸ばして撫であげるように触れると小さな手が僕の手首を掴んだ。

『寝るって言った』

「でも僕の大きくなっちゃったから放置ってのは可哀想じゃない？」

『1人ですればいいじゃない…』

「1人で？？が隣で寝てるのに1人でとか絶対いやだ。僕無駄打ちはしない主義だからさ。」

一滴も余ることなく全部に注ぐって決めてるのになんで1人でシなきゃならならないわけ。絶対にやだ。

『…おやすみ』

「なんっで！」

『だって録音させてあげたら寝かせてくれるって言ったもん』

「もんって可愛い。可愛すぎる無理抱かせて。」

『…ちょっとさとる…っその手やめて…！』

太ももを撫で回しながら抱きしめた腕でキャミソールの上から程よく育った膨らみを堪能する。身体ばっかりエロく育っちゃってほーんと堪んない。

『ねぇ聞こえてる…っ？押し付けてこないでってばねぇ…もうさとる…ッ』

「はあ…お前の身体ってほんとどこもかしこも柔らかくて堪んない。こんなエロい格好して…僕のこと誘ってる？それとも悠仁のこと誘惑してきたの？」

『そんなことしてないってば…っん、』

「可愛い声漏れちゃったね♡あー…でも悠仁にも聞かせたんだと思うとほんと…狂いそう。」

『待ってって…さとるっ』

「やあだ♡のこと1番気持ちよくできるのは僕だってちゃんと思い出させてあげる♡」

ショートパンツを太ももまでおろして完勃ちした昂を先端だけねじ込む。この中に悠仁が入ったなんて嫉妬でおかしくなりそうだよ。前戯なんてする余裕がないくらいにはね。

「っは、すーっごいぬるぬる♡僕の欲しかった？触ってないのにこんなに濡らしちゃっての身体は素直で可愛いねえ♡」

『…っやぁさとる…ッも…入んない、から…っ』

「んー？まだ先っぽしか入ってないよ？いつも奥までちゃあんと入ってるから安心してね♡」

少しずつ腰を進めて奥をトントンと優しく叩く。キツくて熱くてとろとろでほんっと最高。をこんな風に育てたのは紛れもなく僕。だから悠仁、お前にはあげられないよ。