第3章 初恋 (佐野万次郎)
『よし、片付け終わりーっ
万次郎くんお手伝いありがとうね』
「あー!また万次郎褒められてる!
やだやだ!俺も褒めて?」
『真ちゃん何も手伝ってないでしょ?
はい、もうお風呂はいってきなよ』
「つめてぇ…っ!
一緒にお風呂はいろ?」
『な…なにいってるの!
だめ、早く入ってきな!』
真一郎は毎日言ってるけどが頷いたのは見た事がない。昔は俺もよく一緒に入ってたっけ。が中学生にあがってからは1度もそんなことはなくなって、まあ今の俺がと一緒に風呂なんて何しでかすか分かったもんじゃねえしな。
「ー!ウチと入ろ!」
『うん入るー!』
「おいエマ!は俺のだぞ!」
「束縛男は嫌われるよ真にぃ!」
「…っ!! 1人ではいる…。」
しぶしぶ1人で風呂に入りに行った真一郎のあとにとエマが入って、今日の最後は俺だった。
『万次郎くんおまたせーお風呂空いたよ』
「うん、行ってくるね」
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洗濯カゴにはいっている桃色のレースの下着。…のだ。悪いって分かってるけど思春期の俺には我慢できなくてソレをカゴから出して自分の下半身に擦ってみる。
「…っん。はあ…っ」
にされてるって思いながら瞼を閉じればすぐにくる射精感。このままでは下着を汚してしまうので最後まではせずに風呂に入る。
頭も体も洗い終わってさっきからずっと痛いほどに大きくなっている自身に再び手をかける。小さい時からずっと好きな女が兄貴の彼女とかやってられっかよ…。俺の下で可愛い声を出すが見てみたい。俺を求めて。ぐちゃぐちゃにしてやりたい。
「…っ、好き。
好き好き好き……っ」
未遂で終わらせていたせいでもう出そうになる。1人でする事を初めて覚えたその日からずっとでヌいてきた。だって以外じゃイケないし最近では勃たないから。
「イク……っく…!」
ビュルルルルッ
「はあ…はあ…っ」
いつか俺で啼かせてあげるからね
真一郎じゃくて俺を選んでよ…