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今宵は誰の腕の中で眠りますか⋯?

第10章 約束 ( 北信介 )



今にも泣き出しそうな表情をして瞳にはうすらと涙を浮かべるさん。俺がええんやから余計なことは気にせんと今は俺だけ見て欲しい。

白い太ももに手を滑らせてスカートの中に侵入するとピクリと反応を見せる。それでもお構いなしに小さなお尻に両手で触れる。

『んあ…ま、待って…?』

「めっちゃすべすべで気持ちええです」

『そんなこと聞いとらん…っあ、はぁっ』

横に着いとるスカートのチャックをおろすときゅっと手を掴まれた。

「先輩?」

『待ってってば…っ』

「待たれへんてば。
シワになってまうから脱がんとですよ?」

『そ、だけど…恥ずかしいやん!』

「恥ずかしいん?めっちゃ可愛ええ…俺が脱がせてあげますからさんは俺の目ちゃんと見とって?」

それはもっと恥ずかしい、と視線を逸らした先輩の顔を片手で包むようにして俺に視線を向けさせるとこぼれ落ちそうな涙を必死に堪えていて、それがたまらなく唆る。

『あ…や、やだあ…っ』

スカートを脚から抜き去るとワイシャツでショーツがちょうど隠れとってまだ見えへん。これもこれでめっちゃエロいんちゃう?

「さん」

『な、なに…?』

「さんとシたい…我慢できひんのやけど。」

顔を真っ赤に染めて俺の胸元に置いた手を握っている。ズボン越しでもはっきり分かるほどに昂ったソコが正直めっちゃ苦しい。

すると伸びてきた手がカチャカチャと俺のベルトを外してチャックをおろす。

「え、え、え…待ってさん」

『じ…自分は私の脱がしたやろ…私だけされるんは不公平や。宮くんも脱いで…っ。』

「は、はい、脱ぎます…っ」

俺の上にまたがるように座っていた彼女を1度立膝にして素早くズボンを脱いだ。シャツで隠そうと試してみるも興奮しきったソコはシャツを不自然に持ち上げてむしろ逆効果に見える。

『…おっきくしすぎや。』

「こういうの初めてやし…相手さんやし…そりゃ興奮くらい死ぬほどしとりますよ…。」

やばい…やばいやろ…自分で分かるくらいに先走りが溢れとる。こんなん見られたら童貞丸出しでダサって思われる…嫌や!

『…宮くんシャツが…濡れてきとるよ』

「…っ言わんといてくださいよ」

言われたら言われたでまた溢れてきよる…ただの変態やん…。
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