第2章 狂おしいほど愛してる(梵天)
「うん。俺赤ちゃんだからさ。
ちゃんにちゅーって吸い付きたい。」
『竜くんの好きにしていいよ?』
「…っ。言ったからな?」
そんなん言われたら俺止まれねえけど?
首筋、鎖骨、胸、腹、太もも…
全身に俺の印を付けた。
チュ…チュ…ッ
『ん…竜くん付けすぎ…っ!』
「好きにしろって言ったじゃん…?
全身に俺の跡つけたから…綺麗だよ」
ちゃんを見下ろすように跨りながら自分のつけた跡を眺める。自分のもんには名前書けって言うもんな。だからたーくさん書いといた。
『こんなの…見えちゃうよ…っ』
恥ずかしそうに潤んだ目で俺を睨むちゃんが可愛い。そんな顔しても煽るだけだって教えてやらないと。
「見えていいんだよ。俺のちゃんだもん。皆に俺のって見せつけないとでしょ?ここもここも…自分のもんだから俺の名前書いたんだ。」
俺は狂ってんのか…?
いいや、これは愛だ。
我慢できずに慣らしていない体に思いっきり昂りを沈めた。
『ちょ…っと!ンンっ急に…あんっ!
りんくんの…じゃないでしょ…っ』
「慣らしてねえのにぐっちょぐちょだな?
俺のすぐ咥えこんで離さないなんてエッチだね」
『ンン…やあっりんくん…あアッ』
「ああ…気持ちいちゃんっ
好き…好きだよちゃん…はあっ」
パンパンとぶつかる音が心地いい。
『ま…まって竜くんっ』
「ん…っ? パンパンッ」
『ゴム…つけ…つけてないでしょっ?』
「うん…だめっ?
はあ…ナマちょー気持ちいねっ?」
ダメに決まってんだろ何言ってんだよ俺…。
だけどもし俺の子を孕めば喜んで責任を取る。
『だ…めにきまってる…っ!ンン!』
「ナマでしたの初めて…?」
気持ちよさそうにコクコクと頷くだけのちゃん。ナマでしたの初めてなんだ…っ。喜ぶなんて不謹慎かもしれないけど嬉しい。ちゃんの初めてになれた。
『んあ…いま…いまおっきくなった…っ!』
「ん…ごめ。くそ興奮してる…っ。
ナマ気持ちいよって…教えて?」
『ナマ…りんくんとナマでするの気持ちい…アアッ!りんくんのおっきいの直接擦れて気持ちい…よっンン!んあっ!アン!』
すんなり言ってくれると思わなかった。
そんだけ興奮してんだな。可愛い…っ。