第9章 歪想 (羽宮一虎 / 場地圭介)
「おい一虎⋯お前なにして⋯っ」
「ッぁあ⋯っ⋯気持ちぃ」
『や⋯っやだ圭介くん見ない⋯でっ!
んぁっ、ぁあ⋯イ、くぅ⋯キちゃう⋯ッ』
目を見開いて放心した場地。怒りとショックが混じったような表情。こんな場地は初めて見る。
「中すっげぇ締まったけど場地に見られて興奮しちゃった?は見られながらすんのが好きなんだ?」
『ちが⋯っちがう⋯ぁあッん!』
「また締まった、ぁあ⋯キツ、」
うねるように締まる中に絶頂が近いのは俺も同じ。
「おい⋯どういうことだよ⋯?」
扉を閉めて、鍵まで掛けた場地がこちらへ歩いてきての横に立つ。
『け⋯っすけくん⋯ッ見ない、で⋯っ?
ごめんな、さい⋯ぁんッん!あっイ⋯ッ』
「一虎にされて気持ちぃのか?」
『⋯ん、』
「言えよ。
こんなとろっとろな顔しやがってよぉ⋯」
「ほらさっき言ってたこと場地に教えてあげろよ。俺との⋯なんだっけ?」
『や⋯っあれはカズくんが言えって⋯!』
「あー俺のせいにする?言いながら中締めてたえっちな子はお前だよ?ほら早く言えよ。」
「いえねぇの?」
の頬を片手で掴んで親指を口内にねじ込む場地。閉じれなくなった口の端からは涎が垂れて最高にえろい。
『や⋯ぁ、圭介く、ん⋯っ』
「言えって」
『⋯っ、か⋯ずくんと⋯せ、せっくすしゅるの、すき⋯ッあ!ぁあっや⋯だめぇ!かじゅく、ん⋯ぃああ、イっちゃ、う!』
「よく言えました。ご褒美やんねぇとな?
ほらココ好きだろ?イけよ。」
場地の前でイかせたい。
俺で乱れるを見せつけてやりたい。ただの独占欲。嫉妬心。くそくだらねぇ俺の感情に2人を巻き込んで⋯でもそれが俺を酷く満たした。
俺の名前を呼びながら場地に見られて乱れるが愛おしくて仕方ない。
『イ⋯ちゃう!かずくん⋯っかず、くん⋯ッ』
「はっ、あ⋯ッ俺も、も⋯イくッ」
『んぁあっ⋯イッちゃぁあっ』
「ん⋯っ、俺のでイって⋯ッ」
ビクンと背中を反らせて締まる中を感じてから引き抜いて、小さなケツに思い切り欲を放った。