第7章 心酔愛（乾 青宗 / 九井一）

「ぁあ……っイイ…ッ」

『せいしゅ…抜いて…っんあぁ！』

「うそ。のカラダ悦んでるよ。
俺のきゅうきゅう締めつけて離さねえもん」

『はあっそんな奥…シたらおかしくなる…ッ』

「くっそ可愛い…たまんねえ…」

パンパンとぶつかる音が恥ずかしくて
だけどそれを超える快楽にのまれていく。

青宗の熱い吐息と甘い表情。
余裕のない呼吸。

彼のペースにのまれていく。

『せ…しゅっダメ…抜いてっ』

「…俺ほんとにのことがっ」

『…っだめだよ』

私が青宗の口を塞ぐより先に吐き出される言葉





「好き」





『…だめだよ青宗、言わないで…っ』

「ごめん無理…溢れてしょーがねえ…
が好き。すげえ好きだよ…ンッ」

好きと零しながら早まる律動。

『んんッはあっ…青宗だめ…っ』

「好き…っ好き…好き…ッ
俺ので乱れるも、怒ってるも全部好き。全部かわいい。…っ俺たちの。」

愛おしそうに私を見下ろしていた青宗の顔が近づいてきて首筋にパクっと噛み付いた。ハムハムと唇で挟むように食べられる感覚。体がゾクゾクとして、だけど気持ちよくて変な感じ。

『んっそれやめて…っ』

「気持ちーって顔してるからやめてやんねえ」

『も…やだっ青宗…いやぁ…っ』

「っあぁ、俺もうイきそ…いい？」

私の耳元にキスをしながら苦しそうに言う。
青宗のモノが中でぐっと質量を増した。

『抜いて…っ外に出して…せ、しゅうっ』

「ん…分かって、るっ」

激しく突かれるたびに逃げ腰になる私の腰をグッと掴んで最奥のスポットに当ててくる。

『あ…っ私もイ、っちゃう…青宗ッ』

「ん、一緒に…イくぞ…ッ」

『んぁあっ！せ、しゅう…イっちゃ…あアッ！』

「俺も…く…っぁあ！」

ギリギリで引き抜いかれた青宗のモノから勢いよく放たれた白濁液がお腹にかかる。

『ばか…出しすぎだよっ』

「の中がよすぎて…わりぃ。」

そう言ってキスをおとす。

優しくて熱くて蕩けるようなキス。