第7章 心酔愛(乾 青宗 / 九井一)
『ん…ふぁ…っあぁ』
息が吸えない。
青宗の体が熱い。
「…っ…はあっ」
『せい、しゅ…苦しい…っ』
「ん、…俺の名前呼んで?」
『呼んでるでしょ…っ離して!』
「んーん、ちゃんと呼んでくれ」
『…せいしゅう?』
「うん、。」
ただ名前を呼んだだけで満足そうに微笑んで
絡めていた指に力が込められた。
胸の膨らみをやわやわと揉んでツンと主張しているソコを口に含まれる。青宗の熱い舌がしつこく敏感なところを転がすから我慢している声が溢れて止まらない。
『ふぁ…あぁっせ、しゅう…やだぁ…ンッ』
「可愛い…声もっと聞きたい」
『や…っお母さんたちいる、のっ』
「この家広いし…親の部屋離れてんだから少しくらい声出したってきっと聞こえねえよ。大丈夫だからの声聞かせてくれ。…聞きたい。」
『んぅあ…っせいしゅ!そこやだ…ぁあっア!』
くちゅりとワレメに添わされた指が何度も往復してヌルヌルと中から溢れてくるのが自分でも分かる。簡単に青宗の指を飲み込んでイイところを攻められる。
「…の弱いとこ。
ここ弄られて余裕ないその表情すっげえ好き。」
『ぁあっイ…ッ!く…っ』
「俺の目見てイって」
逸らそうとした顔を押さえられて強制的に目を合わせられる。こんな顔見られたくないのに、どんどん大きくなる快楽から逃げられない。
『っぁあ!イッく…せいしゅ…イ、ちゃ…ぁあ!』
思わず青宗の背中に手を回して
ビクビクと跳ねる体を必死に抑える。
「…イき顔えっろい。」
『っぁあ…はあ…っばか青宗…も、おしまいっ』
「…おしまい?これからの間違いだろ。」
いつの間に服を脱いだ青宗が上半身を起こして自身を私のワレメにあてがうと一気に突き立てた。ゆるゆると動き出した腰に、今さっき絶頂を迎えたのが嘘みたいに快楽が襲ってくる。
『…っん、はあっ』
「気持ちよくなってきた…?
俺ので感じてる最高だな」
私を見下ろしながらさらに律動を早める青宗。
彼の表情も少しずつ余裕が無くなっていく。