第6章 狂おしいほど愛してる②(梵天)
『…っはるくん?』
「ん?なに、たんねーの?」
『っちが!なんか…いつもと違うから。』
「なにがちげーの?」
今は3回シたあとの休憩中。
俺的にこのまま4回戦イけたんだけどさすがにが壊れそうだから仕方なく休憩。ベッドの上で俺の腕にすっぽりと収まる愛おしい女。
『なんか…なんか違うの。
いつもより気持ち…よかった…っ。』
「あー?いつもは気持ちくなかったのかよ」
『いつももすっごい気持ちかったけど…
なんか今日は…なんか…んん。』
「なんだよ、言えよ」
『…っじゃあ言うけど…えっとね。
春くんに愛されてるって感じがしたの。』
「…っんだそれ。」
確かにお前が好きだって認めはしたけど
愛があるのとないのはそんなに違うもんなのか。
『…こんなの恥ずかしいから言いたくなかったのに!』
「んな怒んなよ、多分あってるから…」
『えっ?はるくん?』
「おら、もう休憩しだろ」
『ちょ…っとまだするの…っ!?』
「あ?俺と愛のあるセックスしたいんじゃねえの?
すっげぇ気持ちよくしてやるよ♡」
もう薬は抜けたから、と逃げる腰を捕まえる。
3回出したとは思えないほどに元気な自身を
の狭い中に再び突き立て律動を再開した。
『んっはあ…はるく、んっ』
「もう薬抜けたんじゃねえの?
お前の中すっげえ感じてヒクヒクしてっけど?」
『ん…っはるくんの…気持ちいんだもん…アッ』
「俺とすんのが1番って言えよ」
『ふぇ…?』
「言わねえとやめちまうぞ」
『ん…、はるくんとするの…が1番すき…っ』
「っは、俺もお前が1番」
俺とが1番ってそれだけ言ってくれれば満足だったのに “1番すき”、期待以上の言葉が返ってきて全身がゾクゾクとする。嘘だとしても…それでも今だけはきっと本気で思ってくれてるんじゃないかと勘違いさせてくれ。