第6章 狂おしいほど愛してる②(梵天)
最後に体を重ねてから2ヶ月くらい経ったか。
媚薬にあてられたも、2ヶ月ぶりの愛おしい女の一糸まとわぬ姿を目の前にした俺も互いに我慢が出来るはずもなく、前戯なんてすっ飛ばして何も隔てず蜜の溢れるソコへ欲を突き立てた。
「…っく、締め…んなっ」
『ちが…っん!はるくんが…急に…ンッ』
「あぁ…お前の中久々すぎて飛びそ…っ」
『んぁ…っあっはるくんの…おっきぃ♡』
「くそキッツ…い…っ」
コイツのカラダを知ってから俺はコイツしか抱いてない。いや、抱けなくなった。馬鹿げてると自分でも分かってる。それでも以外でイけねぇんだからしょうがない。
『はっう…も…むりっ』
「ん、1回イっとけ…っ」
さっきから触れただけでピクピクと小さく痙攣していた体にいきなり自身を突き立てたのは刺激が強すぎたかもしれない。ぎゅうぎゅうと締め付けられるのを直に感じてコイツの絶頂が近いことを知らせる。
『あ…っはるくん…はるっイ、っく…んぁああっ!』
ビクンっと大きく反れた背中と脈打つ中。もってかれそうになるのを堪えてゆるゆると腰の動きを再開した。
『ぁん…、まってイったば…っか』
「は…っ、中すげぇ波打ってる
やっとイけて良かったなぁ?」
『ん…っん!きもち…い…ぁあっ』
「っは、俺も…1回出す…っ」
波打って搾り取ろうとしてくるコイツの体も、果てて蒸気した表情も洩れる声も吐息も全てが愛おしい。全てで俺を絶頂へと導く。
逃げようとする腰を掴んで何度も奥を擦りあげる。
『あっ!あぁ…ん、きもち…いっ』
「う…、イ…く、出る…っ!!」
ビュルルと勢いよく中に放たれる久々の感覚にエンジンがかかる。
『ん…あったかい、はるくんのいっぱいだあ♡』
いつもなら 「外って言ってるじゃん!」と怒るとこ。その怒り顔すらそそる。そんで、まだ抜けてない媚薬の効果で大胆なはかなりクる。
「ふは、俺のでぐっちゃぐちゃだな」
『もっと…もっとちょーらい…っ?』
「…っ」