第6章 狂おしいほど愛してる②(梵天)
ゆるゆると動く腰が俺のモノを擦りあげる。真っ白な湯船で中が見えないからか想像が掻き立てられて俺もそろそろやばい。
「…っう、そんな動くな…よ」
『だってはるく…んがシてくれないからっ』
「そんなに俺が欲しい?」
俺を求めろ。
『欲しい…よ』
「ほしーんだ?」
もっと求めろ。
『だから…っ欲しいって…言ってる…っ
春くんは…私とシ…、たくない?』
「んなわけねぇだろ」
少し眉を下げて悲しそうな表情を見せるから
虐めすぎたかと柄にもなく反省する
『だって…春くん最近全然…シてくれないもん。』
それは、そんなの…
「そんなのお前といるだけで満たされるからに決まってんだろ。シたくないわけないだろ。ただが俺の隣にいてくれるだけで俺は幸せだって、体なんか重ねなくてもお前がいてくれるだけで、それでいい。」
だから俺を選べよ。
『…っはるくん』
「も…上がろうぜ。あちぃ。」
クサイこと言いすぎたな。このまま向き合ってるのが気恥ずかしくて俺に跨るごと立ち上がってサッと水分を拭き取ってからベッドルームに直行した。
小さな体をベッドに縫い付けて頭の上で両手首を纏めあげる。指を絡ませ、の足の間に体を割入れた。あいている手で脚を開かせて持ち上げふくらはぎにキスをおとせばピクっと反応する。コイツの全てが愛おしい。そのまま甘噛みを繰り返して小さな快感を与え続ける。
『ん…っふぁ…っはる、はるく…んっ』
「ふくらはぎ噛まれてえっろい声出してんの?」
『はる…くんが触れるところ…全部きもち…い』
抜けないどころか効果が増していくとさえ思える媚薬。いつも以上に感度が良くて積極的なに煽られて興奮してんのは紛れもなく俺で。
「…っは、そんなに煽って俺にどーされてぇの?」
『んぅ…はあっ、いっぱいシ…たい…のっ』
「加減出来ねえからな…?」
『ん、いーよ…っ』