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今宵は誰の腕の中で眠りますか⋯?

第1章 好きです先生 (松野千冬)


side 千冬

『うん…考える。
ちゃんと考えるから時間ちょうだい。』

そう言って俺の腕の中で寝息をたてはじめた。

「今日まで何年…いや10年くらい…俺待ってたんだよ。返事がいつになったって俺は待ってっから。大好きだよ…ちゃん…。」

もう寝てしまって聞こえていないちゃんに俺はもう一度愛を吐いた。

好きで好きで大好きすぎて辛いんだ。

俺は片想いで構わなかったのに…
あまりに苦しそうに泣くから…
その涙を拭うのは、笑顔に変えてやれるのは
俺じゃないって分かってるのに…

「俺じゃ…だめですか…っ」

┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

『…千冬く…ん』

「…ちゃん?」

『スースー…』

寝言で俺の名前呼んでんのか?
反則だろそんなん…可愛すぎんだよ。

俺の素肌に触れるちゃんの髪が、息が、体温が、俺の理性を崩す。ベッドに入った時から半勃ちだったソレはもう完勃ちで苦しい。

片腕でちゃんを抱いたまま、もう一方の手で昂りをスウェットから出してゆっくりゆっくり扱いてみた。

「ん…はあっ」

ちゃんが起きてしまったら…もし気づかれたら…終わりだって分かってんのに気持ちよくて上下に動く手が止まらない。

「ちゃん…ちゃんっ」

ちゃんの香りに包まれて1人で…やばい…ダメだって分かってんのにめちゃくちゃ興奮する…っ。

「はあ…ちゃ…っん
俺もう…我慢できない…っ」

やっばい出ちゃう…。気持ちいい。
目をつぶったらすぐそこにいるちゃんとイケナイ事をしてるみたいですぐに射精感がこみあげてくる。

「ああっイ…ッ」

ドピューッ…ドピュドピュッーっ

「んはあ…っやっば…おさまんない…。」

勢いよくでたものがちゃんのキレイな太ももを汚した。もっともっと俺で汚れて欲しい…。

ティッシュをとりにそっとベッドを抜け出して自身の下半身を見ればまだおさまらないソレに驚いた。風呂でも1回出したのに…。
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