第5章 王様ゲーム (東京卍會)
『ん…隆くん?』
浮いた体はゆっくりとベッドにおろされた。
「5分間俺らの好きにしていいんだよな」
『ら…くがきなら水性でお願い…?』
「ラクガキなんてしませんよ
俺らともっといいことしましょうね」
『ちふ、…っん!』
私の手に指を絡ませた千冬くんが肩を甘噛みする。
「、俺のこと見て。」
隆くんの声に顔を向けるとお酒でほんのり頬を染めた色っぽい紫の瞳と視線がぶつかる。
ああ、隆くんのこの表情好きだな。
興奮したようなオトコの人の表情。
『んう…んあっあっ』
私から視線を逸らさずに内腿に手が沿わされる。だんだんと上がってくる隆くんの手がジンジンと疼くソコに到達するとショーツをずらしてワレメをくちゅくちゅと弄られて絶頂を予感する。
「5分しかないからすぐイかせてやる」
『んっんんぁ…ぅあ…ンッ!』
「っはぁ…かわいいよ」
「ちゃん俺も気持ちよくしてあげる」
そう言って千冬くんはプチンとブラを外してツンと主張した蕾に舌を添わせはじめる。
『ん…ちふ、ゆ…くんっぁあ』
こんなことみんなの前で…恥ずかしいのに。
もっとして欲しい。声が漏れて止まらない。
「…っ。俺の名前もっと呼んでください…っ」
上と下を同時に責められているうえに今日はずっと寸止めだった。もう無理…っかも。
『ちふゆくん…っんあ…たか…し、くんっ』
「いいよイきなよ」
「ちゃんイって?」
『んぁ…イ、くぅっはあ…ぁああっんンッ』
ずっと焦らされていたカラダに一気に電流が通ったような感覚。ビクンビクンと痙攣が止まらない。
「5分経ったぞ三ツ谷」
「わかってるっつの。」
「おら千冬ぅ…離れろ。」
「俺ちゃんのイキ顔みたの久々っす。
…大好きちゃん。」
圭介くんの声が届いていないのか、離れろと言われても千冬くんは私の胸を口に含んだままで舌を動かしている。
『んぅ…ふぁあっちふゆ、くんっ』
「かわい…もっと声聞きたい。」
「おい離れろ千冬。次行くぞ」
隆くんに引き剥がされた千冬くんがしぶしぶ口を離して下着を元に戻してくれるけど私のカラダはさらに熱くなっただけだった。