第11章 首を斬る
「惨めだなーお前だけだぜ?生きてるのは‥柱の男は死んだ!黄色い奴は瓦礫に埋まってもがいてる‥猪の奴は心臓刺したしな!それに柱の女ももう動けねぇ」
妓夫太郎は炭治郎の手を触った
そして手の指を二本折った
「うぐぁ?!」
「痛いか?痛いよなー」
すると炭治郎は禰豆子を抱え走った
「逃げるのか?惨めだな」
妓夫太郎は後を追う
そして炭治郎を蹴飛ばした
「うぐっ‥」
炭治郎はさらに走った
「まだ逃げるのか?」
炭治郎は何かを妓夫太郎に投げ近くにあった匂い袋を投げた
「お前‥鬼になれよ!鬼になったら助けてやるぞ?仲間だからな」
すると炭治郎は上を向いた
「人間はな悔しいとき上を向くんだぜ?涙を見せないようにな」
「俺はこのときをずっと待っていたんだ!!」
炭治郎は妓夫太郎の頭に頭突きをした