第4章 命令
は店の中を探索してみることにした
「‥なんだろう嫌な気配がする」
すると誰かとぶつかってしまった
「ごめんなさい‥!!」
「あんた見ない顔だね」
はその場から動けなかった
(この人‥鬼だ‥しかも‥上弦の‥‥まったく気づかなかった‥‥)
「おい!何ジロジロ見てんだい?」
「い‥いえ‥綺麗だなと思いまして‥」
は必死に震えを抑えた
「そうかい?ありがとね。あんた新入りかい?」
「‥はい。昨日からここに来ました」
「名前は?」
「‥といいます」
「そうかいかい」
「あ‥あの‥あなたの名前は?」
は恐る恐るそういった