C-LOVE-R【ブラッククローバー / R18】
第12章 悲しい夜※
ランギルスはキスマークをつけ終わったのか顔を上げると、わたしの体を見るなりハッと満足気に嘲笑った。
「ランギルス……どうしてこんなことっ……好きでもないのに痕をつけるなんて……痛いよ……」
「君が兄さんのそばにいった罰だよ……」
ランギルスは耳元でそう囁くと、そのまま耳を舐め甘噛みしてきた。
「ひゃあぁぁっ……!やぁっ……!」
ランギルスに性処理だと主張されて悲しいはずなのに、体は正直に反応していた。わたしのソコからはどんどん愛液が溢れてシーツに垂れていく。
ランギルスにひどいことを言われてひどい抱き方をされても、わたしはランギルスのことを嫌いになんてなれなかった。“好き”その気持ちは変わらない。
ランギルスは耳を刺激しながら、胸を揉みしだく。時折、先端をギュッと摘まれる。止まることのない刺激に体の中心が疼いてきて、太腿を擦り合わせて腰を浮かせてしまっていた。
「んあぁぁっ……!んやぁっ……!あぁっ……!」
「はぁ……、腰が浮いているね……なんでだ?」
ランギルスは不敵な笑みを浮かべると、わたしの割れ目を撫で上げた。
「んあぁぁっ……!!」
「ハッ……これはなんだ……?シーツにまで垂らして……」
ランギルスはヌルヌルとした愛液がまとわりついた指をわたしに見せつけてきた。わたしは恥ずかしくなり顔を逸らした。
「僕に乱暴にされてもこんなになるなんて……君はやっぱり淫らだね……」
ランギルスは耳元でそう囁くと、甘噛みしながらわたしのナカに指を2本入れて奥を刺激してきた。
「ひゃあぁぁっ……!あぁっ……!」
いやらしい水音が部屋に響き渡り、ゾクゾクと快感が押し寄せる。
「勝手にイッたらどうなるかわかってるよね……君から僕を求めないなら、今すぐにやめるよ……僕の指でイッたらそれで終わりだ……」
ランギルスはそう言いながら、指の動きを止めずわたしのナカを刺激し続ける。子宮が疼いて仕方がなく、理性が崩壊していく。このまま終わるなんて嫌……ランギルスがわたしを愛していなくても、今だけは繋がっていたい。わたしは考えるのをやめて、欲のまま言葉にする。
「っはぁ……ランギルス……ランギルスのがほしい……入れてくださいっ……」
「は……?どこにだい……?」
「わたしの、ナカにっ……」