C-LOVE-R【ブラッククローバー / R18】
第8章 アジトに朝帰り※
「っはぁ……君は……僕の味方でいてくれるよね……?ずっと……」
ランギルスは繋がったままの状態で、切なげな表情でわたしに問いかけた。ランギルスからはあの日の何かに対する憎悪はもう、感じられなかった。ただ……お互いの想いが通じ合って、2人だけの世界で確かめ合っているのに、なぜかランギルスからは不安な気持ちが伝わってきた。
悲しさも、苦しさも、憎悪も、お兄さんへの劣等感も、全部わたしが受け止めるから……わたしはその想いを伝えたくて、ランギルスの頬に手を添えた。
「うん……ずっと味方だよ……す、き……」
「あぁ、僕も………君が………」
消え入るような声で耳元で囁かれた。
“すきだ”
と────……
ランギルスはひねくれた性格が故の照れ隠しなのか、顔を見せないようにすぐにわたしの唇を塞いだ。すぐに舌が入ってきてわたしの舌を絡めとる。
「んんんっ……!」
わたしの頭を包み込み、唇を塞がれたまま腰を動きを早めて、奥の子宮の入り口を何度も突かれる。わたしもランギルスの首に手を回して、必死に舌の動きに応える。
温かくて、愛おしい。もう、何も考えられなくなるくらいの快感が押し寄せてくる。唇が離れた瞬間に、声が出る。
「っはぁ……!んあぁっ……!また……イッちゃ……やああぁぁっ……!」
「……っ!僕も……限界だっ……」
「んああっ………ラン……ギルス……中にっ」
「くっ……あっ」
わたしは腰をビクビクと痙攣させると同時に、膣内に生温かい液体を注がれるのを感じた。ランギルスは息を切らせて、わたしを包み込むように覆い被さった。
「っはぁ……、はぁっ……」
「んっ……、ランギルス……」
まだ繋がったままの状態で、ランギルスの髪を撫でた。お互いの体温と心音が心地よくて、離れたくないな、と思った。
「ずっとこのままならいいのに……夜が明けなければランギルスとずっといっしょだね……?」
わたしが冗談まじりに微笑むと、ランギルスはそうだね、と素っ気なく返事をした。ランギルスが腰を引くと、中に出された精液がどろりと垂れ落ちた。
そのままふたりで抱き合って、眠りについた。
────次の日
「本当にここでいいのかい?」
「うん、送ってくれてありがとう!じゃあ、また、ね?」
「あぁ」