C-LOVE-R【ブラッククローバー / R18】
第21章 真実の愛※
わざと音を立てて、膣内を掻き回される。
「わ、わからな……あぁっ……!」
「何言ってるか、わからないね……」
膣内の奥の一部分を刺激され、ゾクゾクと快感が押し寄せてくる。
「んっ、ま、まって……もう、イッちゃ……いやあぁぁっ……!」
腰をビクビクと痙攣させて、呆気なく果てた。絶頂の余韻ではぁはぁと肩で息をする。反り立ったモノをぐしょぐしょの割れ目に擦りつけられる。ぬるぬるとした感触が気持ち良くて、膣内がランギルスを求めてひくひくと収縮する。
「ラ、ランギルス……もっ、焦らさな、いで……はやく……ひとつに、なろ」
差し出した手のひらにランギルスの掌が重なる。くっつけて、指を絡めて、ゆっくりと押しかかってくるランギルスの重さを体全体で感じる。互いの手のひらをぎゅうっと握りしめた。その瞬間にぐっと、奥まで入ってきた。
「ああぁぁっ!!」
「っ……、う、締めすぎだぞ……もたなく、なる」
「んっ……離れたく、ない……の」
お互いの手のひらを握りしめる力が強くなった気がした。体も心もひとつになっても、どうしてこんなに不安になるのだろうか。わたしたちには永遠がないからだろうか。真実の愛は、確かに、ここにあるというのに。目に見えなくても、手のひらから伝わる体温が教えてくれる。狂おしいほど、好き、なのに。ランギルスは腰の動きを一度止めた。
「僕も同じ、だよ、」
ランギルスは切なげな声でそう言うと、手を握りしめたまま、腰の律動を再開する。奥の子宮の入り口を何度も突かれる。
「やっ、あっ、んああぁぁあっ……!!」
「くっ……、あ、出るっ……!!」
腰をビクビクと痙攣させると同時に、生温かい液体を膣内に出されるのを感じた。はぁはぁと肩で息をする。ランギルスは息を切らしながら、覆い被さってきた。
「君が誘ってくるから……ここは医療棟だっていうのにね……全くだよ」
「なっ、誘ってなんか……」
ランギルスと繋がったまま、笑い合っていた。ふたりだけの世界なのに、薬品の匂いを感じて現実に呼び戻される。ランギルスが腰を引くと、中に出された精液がどろっと垂れ落ちた。後始末をして、服を着る。
ランギルスがもう寝ようか、と言った。オイルランプの火を消すと、部屋は真っ暗になった。暗闇の中で月明かりだけが頼りだった。