第33章 結ばれる
そして反応に困っていた私の腕を引き、起き上がらせるとそのままぐっと抱き寄せた。
お互い服を着ていない為、直に肌と肌が触れ合う。
侑「危うく欲に塗れて抱き潰すとこやったやんか!」
「だ、抱き潰す…⁇」
物騒な物言いにギョッと目を見開く。
侑「・・ごめんな?
大事にするって言うてたクセに、、ともみちゃんを目の前にすると歯止めがきかんくなる…」
「ふふっ、侑君になら何されても良いのに。」
侑「〜〜〜ッ‼︎せやから煽ったらあかんて‼︎
俺の理性は米粒並みやねんからッ!」
真面目な顔で可笑しな事をいう侑君に思わず吹き出してしまう。
侑君は私の頭を優しく撫でるとチュッとオデコに軽いキスをした。
侑「ここまで脱がして言う事ちゃうケド、、
今日は何もせんで朝まで抱き合って寝ててもええよ?
ともみちゃんの心の準備が出来るまで待つから。
って言うても限界はあるケド…」
「ふふ、米粒の大きさの理性だからね。」
侑「せやで?3ヶ月、、いや、2ヶ月が限界かもしれん…。」
侑君が大事に想ってくれてるのがひしひしと伝わってくる。
それが何だか嬉しくて、愛しさが込み上げてきた。