第33章 結ばれる
「・・もう心の準備が出来てる、って言ったら?」
侑「・・・・何て?」
「・・・私は侑君に抱かれたいって、、思ってるんですケド…」
言ったは良いものの、物凄く恥ずかしいっ‼︎
背中にぎゅっと腕を回し、身体にしがみつくようにして顔を埋めた。
侑「・・ホンマ煽りの天才やな… 、、ほな、遠慮なく食うてまうで?」
「あ、、でも先にシャワーは浴びたいかも…」
抱きついていた腕を緩め、顔を上げると
妖艶に笑う侑君と視線が交わった。
侑「シャワーは終わってから一緒に浴びたらええやん?
てかさっきのともみちゃんの一言で俺の理性は崩れてもうたから、もう逃げられへんよ?」
・・・さすが米粒の理性‼︎
じりじりと距離を詰めながら肩を軽く押されると、ポスッとベッドに押し倒される形になった。
抱かれても良い、と思ってるけどやっぱり少しの不安はある…
眉を下げ、侑君を見上げると、私の気持ちに気づいたのか、指を絡めるように手を握り、優しいキスを落とした。
侑「大丈夫、無理矢理はせんから、嫌やったら言うてな?」
何だかもうそれだけで泣きそうになってしまった。
「・・・侑君が好き。」
侑「俺も、、好き過ぎて頭おかしくなるぐらい好きや…。」