第33章 結ばれる
「・・ハァ、、あっ、、」
身体が跳ね、お腹の奥がキュンと疼いた。
侑「・・#NANE1#、、めっちゃ可愛い…」
甘い声で囁かれ、もう頭の中まで痺れてきた…
「あっ、、あつ、む…くんっ、、!」
侑君の舌が耳の周りを這い、首筋へと移動していく…
その間も足の間にある太腿がぐいぐいと押しつけられ、何とも言えない快感に溺れてしまいそうになる。
「き、キス…してっ?あっ、、んっ、、」
侑「・・エッロ、、」
噛み付くようなキスをされ、さらに奥が疼いていく…
侑君の手がワンピースにかかり、パサッと床に落とされる。
恥ずかしくて下着姿を見られないようにぎゅっと抱きつくと、それに気づいた侑君がフッと表情を緩めた。
侑「そんな煽らんでもちゃんと可愛がるで?」
「煽ってないっ!恥ずかしいのっ…‼︎」
侑「ほなここじゃしんどいから、ベッド、行こか?」
侑君は熱を孕んだ目でそう言うと、私を軽々と横抱きにして部屋の奥へ足を進めた。
「・・だから歩けるって…」
小さく呟くと、妖艶な笑みを浮かべながら見下ろされた。
侑「姫は黙って抱かれとき?」