第33章 結ばれる
侑「・・・・すごい顔してどうしたん?」
「へっ、、⁇あ、、何でもないっ!」
いつの間にか目の前に侑君が立っていた。
侑「部屋とれたから行こか?」
そう言いながらサングラスを外そうとする侑君を慌てて止めた。
「だ、ダメダメッ!部屋入るまでサングラスしてて⁉︎」
侑「俺は別にバレても構わへんけど…」
「侑君、サングラスしてても只者じゃないオーラ出てるんだからっ!
はい、これでよし!じゃ早く行こ⁇」
無理矢理サングラスを掛けさせ、エレベーターホールへ足を向けた。
フロントにいる2人組みの女性が、コソコソと話しながら侑君に熱い視線を送っているのを見て見ぬふりしつつ、
時間的にお客さんが少なくて良かった、、と胸を撫で下ろした。