第31章 番外編 黒尾end
「・・クロってさ、女馴れしてるでしょ?昔からモテてたじゃない?」
研磨「そうだね。」
「・・・友達の期間が長かったから、、その、そういう雰囲気になったらどうしたら良いかわかんなくて…。」
研磨「・・・。」
「クロはいつも余裕な感じだし、私のペースに合わせてくれるんだけど、、きっと色々我慢させちゃってるんだろうなって…その、、まぁ色々…。」
ごにょごにょと言葉を濁したけど、自分で話してて段々情け無くなってくる。
研磨だって土曜の真昼間から幼馴染同士のカップルの相談話なんて聞きたくないだろう…
「ごめんっ、良い歳して何言ってんだって感じだよね(笑)」
アハハ〜と苦笑いを浮かべながら顔を上げると、研磨はキョトンとした顔で私を見ていた。
ん?と首を傾けると、
研磨「変な事聞くけどさ、、もしかしてともみって宮侑と、、」
「侑君とは付き合ってたけど、、最後まではしてない。。だからどうして良いかわからなくて…。こう言うの男の人は面倒臭いって思うのかな…?」