• テキストサイズ

ハイキュー  夢を追うあなたと。

第29章 黒尾end



子供の頃からずっと私の事を見守ってきてくれたクロ。
面倒見がよくて頼れるお兄ちゃん的存在だった。

ゲームばっかりしていた私と研磨を外に連れ出してくれたし、
私の誕生日には1番におめでとうを言ってくれた。
初めての失恋で落ち込んでいた時、電話で何時間も付き合ってくれた。

大人になって仕事が見つからない時も手を差し伸べてくれて…。

一体どれだけ助けられたんだろう…。



繋いだ手をぎゅっと力を込める。



「もう行かないよ?侑君とはちゃんと話し出来たし、気持ちの整理、ちゃんと出来た。」


黒尾「そっか…。」


「それとね、私、今更だけどやりたい事あって…」


ヘヘッと笑うとクロが怪し気に眉を顰めた。


黒尾「何だよー?また海外行くとかヤメろよなー?」


「違うよ(笑)けど今はヒミツー!」


黒尾「はー?ヒミツ〜♡って何だよ!
つーか言うまでぜって〜手離さないから。
飯食う時も寝る時もずーっと一緒ダヨともみチャン♡」


「いいよー?私ももう離す気ないから。」



黒尾「・・・は?今何つった?」



/ 584ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp