第29章 黒尾end
「治君、ありがとう。今日、来れて良かった!」
店の外まで見送りに出てくれた治君にお礼を言う。
治「こっちこそ来てくれて嬉しかったわ。
てかまた明日もパーティーで会うけどな?」
「ふふっ、そうだね。お店、お客さん待ってるから戻って?」
夕飯時になり、店内はかなり賑わっている。
治「おん、せやな。じゃあともみちゃん、また明日な!」
笑顔で手を振り治君は店の中へと戻って行った。
夢を叶えて前に進む3人の話を聞けて刺激を受けたせいか、ホテルへと向かう足取りは自然と弾むように軽かった。