第27章 告白
まさかの返答に頭の中にハテナマークが浮かぶ。
黒尾「そ。たまには2人で出掛けませんか?」
いつものふざけた雰囲気とは少し違う気がした。
口の端は上がっているけど、クロの目が真っ直ぐ私を捉える。
・・冗談じゃない、のかな?
私はフォークを置き、クロに視線を向けた。
「私は良い、、けど…。クロ、暇なの?」
クロは一瞬、キョトンとした顔を見せたが、
その顔は苦笑に変わる。
黒尾「暇じゃねーよ(笑)こう見えて俺、結構忙しいんですケド〜!」
研磨「・・フッ、クロが手こずってる。オモシロ。」
珍しく研磨も笑ってるし…。