第25章 新たな道
ガタンッ
「ッ、、!」
手が滑り、グラスをテーブルに倒してしまった。
残っていたビールがテーブルの上に広がっていく。
日向「わわっ!俺、何か拭くもん持って来ます!」
研磨「ともみ⁉︎大丈夫?」
「あっ、、ごめんっ!手、滑っちゃって…。」
上手く笑えない私を研磨が心配そうな目で見つめる。
研磨「・・・。」
幸いグラスは割れておらず、日向さんが手際良く布巾で拭きあげてくれた。
「日向さん、すいません…ありがとうございます。」
日向「いえっ!気にしないで下さい!俺もよくやるんで!」
木兎「そうだぞ‼︎そんな落ち込まないでハイッ‼︎ビールッ‼︎」