第4章 新たな出会い。
やっぱりあの時、バレてた…。
返答に困り黙っていると、再びコンビニから目の前の男の子と同じ顔をした銀髪の男の子が出て来た。
あまりにもそっくりな顔に思わず二度見してしまった。
その人はコンビニの袋からアイスを取り出すと口に咥えた。
「ツム、何女の子に絡んでんねん。困ってるやろーが。」
・・・双子、だろうか。。
「絡んでるんちゃうわ!角名が今日、珍しく女に鼻の下伸ばしてたからどんな子か気になっててん。遠目やったけど多分この子やで。」
「あの角名が?何やソレ面白そうやな。・・ん?この子・・・」
銀髪の男の子と目が合い、何か言いかけた時、、、
あやか「ともみちゃんっ‼︎大丈夫⁇」
聞き覚えのある声が後ろから聞こえた。
振り向くとあやかさんが息を切らせてこちらに向かって走ってきていた。
「・・・あやかさん」
遠目で私が男の子達に絡まれているように見えたのか、すごい勢いで走ってくる。
はぁはぁと肩で息をするあやかさんは私の前に立ち、2人の男の子を見るや否や、
あやか「・・・え?宮兄弟やん‼︎」