• テキストサイズ

ハイキュー  夢を追うあなたと。

第18章 2度目の夏。




「あっ…。それ、この間夕子ちゃんが遊びに来た時持って来て。」

少し迷うが思い切って誘ってみようかと口を開き掛けた時、


侑「え⁉︎何何〜⁇花火大会って聞こえたで?」

治「花火大会⁇いつ?皆んなで行こうや!角名、俺にも見してー?」

侑君と治君も加わり、チラシに群がる3人。

あれ?大事な大会前だしもっとピリピリしてるのかと思ったけど…。
どうやらこの3人はあまり関係ないらしい。


「インターハイを控えてるから日にち的に無理かな、、と思ったんだけど…行けるなら皆で行きたいな…。」


キッチンから遠慮がちに声を掛けた。


侑「行くし‼︎花火大会って夜やろ?練習終わったら行けるやん‼︎」

治「確か去年はインハイと日程被って行けなかったやつやろ?
ほなリベンジやな!」


この何日間かモヤモヤしていたのがバカバカしい程の返答に、肩の力が抜け、笑みが溢れた。


「倫太郎君は?行ける?」

ずっと黙っていた倫太郎君に声を掛けると、

倫太郎「ともみが浴衣着るなら行こうかな。」

「・・・。」

侑 「・・お前ホンマ…」
治「ムッツリやな…。」






/ 584ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp