第12章 新たな季節。
どうやら最初は、あるバスケ部員が1年のマネージャーをデートに誘った事が発端らしく、
その子は2人ではなく、グループだったら良いですよ。と返事をし結果、合コンになったそうだ。
夕子ちゃんはその後輩のマネから相談を受け、参加する事になったらしいのだが…。
佐々木「そんでな、あっちのもう1人のメンバーが私の幼馴染やねんけど、アイツがともみちゃんを呼べってしつこいねん‼︎」
「・・・けど、私夕飯の支度あるし…。」
佐々木「うんうん!わかってる。お茶1杯だけ飲んだら帰って良えから!とりあえず私も後輩に相談された手前行かないわけいかんし…。」
困ったようにため息を吐く夕子ちゃんをほっとけず、私は仕方なく頷いた。
「じゃあ、お茶一杯だけなら。」