第3章 下宿生活。
ふと隣に座る蓮さんが何個めかわからない唐揚げを頬張りながら聞いてきた。
倫太郎「いないっす。」
あやか「そうなんやー、意外やな。背高いしモテるやろ?どんな子がタイプなん?」
蓮「お?あやか倫太郎狙ってるんか?」
あやかさんは少しムッとした顔をした。
あやか「なんでそうなるん?好みのタイプ聞いただけやんか。ほんで?どんな子がタイプなん?」
この人、見かけによらずグイグイくるタイプなんだな。
かよこ「あー!倫太郎!言っとくけど、ともみに手出したらダメよ?私が一人前の男と認めた相手じゃなきゃこの子との交際は許さないわよー!」
ともみの肩を抱き、かよこさんが口を挟んできた。