第3章 下宿生活。
それぞれ料理を堪能しながら、話題はかよこさんとともみの話になった。
倫太郎「え?じゃあ2人は親戚なんすか?」
かよこ「そう、この子は私の姪っ子。色々訳あって、この子は1年前からここに住んでるのよ。」
チラッとともみに視線を向けるが、俯きがちに黙っている。
訳あり、ね。
かよこさんはともみの肩を抱き、
かよこ「ほらっ!私達そっくりでしょー??」
あやか「かよこさん、それ毎回言うん?全然似てへんよー(笑)」
蓮「俺にも言うてたわ。ともみちゃん自慢したいだけやん。」
かよこ「いいじゃなーい!だってほんとに自慢の姪っ子なんだもの。いや、もう娘みたいなもんよ♡」
そう言ってともみの頭をガシガシと撫でているが、ともみは何も言わずに俯いたままだ。
かよこさんは随分溺愛してるんだな…。
蓮「倫太郎は彼女とかおるん?」