第7章 夏の思い出
侑「・・あやかちゃんまで何?俺何か変な事言うた?さっきの事やったら謝らんで?間違った事は言うてへんもん。」
角名もあやかちゃんも何やねん。
言いたい事があるならハッキリ言ってくれ。
イラつく気持ちを抑えながら隣に座るあやかちゃんに視線を向ける。
あやか「そうやね、言い方はキツかったけど間違ってへんと思うで。
でもあれって、私にはともみちゃんの事が大事やから心配でたまらんへん‼︎って風に聞こえたで?
・・侑君さ。海から駆け付けてくれた時、私んとこ来て優しくしてくれたけど、本当はアレ、ともみちゃんにしてあげたかったんちゃう?」
「・・・・。」
想像の斜め上を行く言葉に思わず固まってしまった。
てっきり、あんな言い方して酷いわ!とかともみちゃんに謝って来い‼︎とか言われるやろなと思ってた。
それじゃまるで俺がともみちゃんの事好きみたいやんか!
そんなんちゃうし‼︎