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~拍手お礼倉庫~

第13章 《万事屋 ~二万ヒット突破御礼~》


「そうだよなァ、拳西はもういないんだよな。知ってる? ムキムキマッチョのイケてるメンズ。銀さんと同じ銀髪でさァ。でもやっぱり、一番はあの渋い声だよな~」

「はいはい! 私、十二番隊の副隊長がいいアル! 膝上十センチの着物がエロいアル。でもやっぱり、一番はあの透き通るような甘い声……」

「オイィィ! 何さりげなく自分の声の良さアピールしてんだ! てゆーか、その二人、このサイトでは登場してませんでしたよ!」

「んだよ、お前だって本当はあの二人……誰だっけ? ジミーとドニー? の話ししてーんじゃねーの?

「誰ですか、それ! 鵬と磐です! って、だからいいんですよ! その話は! もっと真面目に考えて下さい!」

「考えるったって、俺らに何が出来るってんだよ。俺らはなァ、三次元の人間の手のひらの上で弄ばれるだけの存在なんだよ」

「そうアル。そもそもはゴリラから生まれ、腐った女や夢見るメス豚どもに恥辱にまみれた存在に育てあげられるだけの存在ネ」

「そうそう、お前もマヨネーズも高杉もヅラも、みんなゴリラの股間から生まれて来たんだよ」

「股間からは生まれてねーよ! 空知の腕から、手に握られたペンから生まれて来てんだよ!」

「変わんねーよ、毛むくじゃらの腕からでも、手垢にまみれたペンからでも、ケツの穴からでも、ち●この先っちょからでも」

「変わるだろ! 後の二つは明らかに別のもんが生まれてんじゃねーか!」

「つーか、いつ終わんの? これ」

「終わりが見えなくてどうしようもなくなってるアル」

「んじゃ、このへんで終わりってことで」

「真面目に終わらせろ!」

(終わり)
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