第20章 恋!?
ある日の昼休みカンナギはサボりで欠席、涼子は他の女友達と弁当を食べてる為クグラとヨルナミ二人で弁当を食べていた。
クグラ「なぁ…ヨルナミ…。」
ヨルナミ「どうしたんです?」
クグラ「お前にしか話せないんだけど…俺さ…涼子のこと好きなのかもしれない…。」
ヨルナミ「ぶふっ!!」
驚いてヨルナミは弁当を吹き出した。
クグラ「うわっ!汚ねぇな!」
ヨルナミ「…失礼。クグラが突然妙なことを言うもんですから…。」
クグラ「妙って…失礼な奴だな!!」
ヨルナミ「だって…48手に付き合わされたりイ◯ポ扱いされたり…結構散々な目に遭ってるじゃないですか?それなのに好きって…。どうしたんですか?」
ヨルナミは変な物を見る目でクグラを見つめた。
クグラ「そんな…ウンコを見るような目で俺を見るなよ。この前さ…涼子が恋してるかもって話になったじゃん?あの時さ…涼子に好きな人ができたり彼氏ができたりしたらなんか嫌だなと思ってよ。」
ヨルナミ「それは…姉を取られたくないっていうヤキモチみたいなものでは?」
クグラ「なんで姉!?確かに誕生日は同じで1時間ちょい涼子のが早いけどさ。」
ヨルナミ「なんかクグラのが弟って感じがしましてね…少し幼いというか子分みたいというか…。」
クグラ「昔、子分扱いされてたが今は違う!」
ヨルナミ「(子分やってたの認めるんだ…。)で、恋人同士になりたいのですか?」
クグラ「…なりたい気もするし、今のままがいい気もするし…悩むんだよなぁ…。」
カンナギ「よし!じゃぁ涼子のこと考えて勃つかどうかで判断しろ!」
休みのはずのカンナギが現れた。
クグラ「うわっ!びっくりした!!いきなり現れるなよ!」
ヨルナミ「今日はサボりで休みではなかったのですか??」
カンナギ「ん?五時間目女子は調理実習だろ?ぜってぇ作ったのくれる奴がいるから貰うために来た!」
ヨルナミ「…かなり食い意地張ってますね。」
クグラ「つーか、俺らの話聞いてたのかよ!?」
カンナギ「あぁ、『俺さ…涼子のこと好きなのかもしれない…。』ってところから聞いてた。」
クグラ「最初からじゃねぇか!!」