第115章 高2の夏祭り
食事を終えると遠目だがヤタカとキクリがイチャイチャしているところを見かけた。
キクリ「ヤタカ?チョコバナナ一口食べる?」
ヤタカ「ん〜キクリが先に一口食べてから貰おうかな?」
キクリ「じゃぁ先に一口食べるね?」
キクリはチョコバナナの先をカプッと一口食べた。
ヤタカ「…ぐふっ!!」
キクリ「え!?ヤタカ??」
突然ヤタカは鼻血を出してしまった。
「うわ〜…ヤタカったら鼻血噴射しちゃったよ。」
クグラ「アレ、ぜってぇフェ◯を想像したよな?」
カンナギ「結構スケベだよな〜!ヤタカのチ◯コはあそこまでデカくないだろうに。」
ヨルナミ「馬鹿言ってないで早く行きましょう。」
鼻血を吹いたヤタカは放っておくことにして涼子達は出店巡りを再開する。
「何やろうかなぁ〜!ヨーヨー釣りでもやってみる?」
カンナギ「射的もいいんじゃねぇか?」
ヨルナミ「でも射的ってあんま良い景品無くないですか?」
カンナギ「まぁそうだけどさ……祭りだと何でもいいから取りたくなるんだよ!!」
クグラ「…………おい!あれ見てみろよ!」
「えっ?………亀??」
ヨルナミ「金魚すくいはどこでも見かけますが亀すくいは珍しいですね。」
カンナギ「…よし!また勝負だ!!」
ヨルナミ「私は遠慮しておきます。」
クグラ「えー!!ヨルナミにリベンジしたかったのに!」
「さっき金魚すくいでボロ負けだったもんね〜!」
ヨルナミ「5匹も金魚すくったのですからこれ以上増やすわけにはいきませんよ。お母様に叱られます。」
カンナギ「うわっ!またお袋かよ…。」
クグラ「しゃーねぇ…じゃぁ、涼子!お前やれよ?」
「え〜…私、亀別に要らないんだけど…」
クグラ「いいじゃねぇか!ちょっと付き合えよ?」
カンナギ「…もしかして俺らに負けるのが怖いんじゃねぇの?」
「は!?んなわけないじゃん!やってやるわよ!」
クグラ「よし!負けた奴が勝った奴にカキ氷奢るんだからな!」
カンナギ「今度こそ勝つ!!」
「おじちゃん!1人1回ずつね!」