第115章 高2の夏祭り
そして夏祭り当日の夜、涼子とヨルナミは浴衣を着ていざ夏祭り会場へ。
「やって来ました!夏祭り!」
クグラ「食いまくるぞ!チョコバナナ、りんご飴、わたあめ!!」
カンナギ「死ぬほど金魚すくってやろうぜ!」
ヨルナミ「死ぬほどはおやめなさい!」
カンナギ「冗談だよ…。」
ヨルナミ「クグラも…甘い物ばかりではないですか。」
クグラ「いいじゃねぇか!祭りの時くらい!」
「そうそう!祭りの時くらい思いっきり羽伸ばさないとね〜!」
ヨルナミ「普段から好き勝手振舞ってる人のセリフではないと思いますが…。」
カンナギ「まぁまぁ、固いこと言わねぇで早く行こうぜ!」
三バカwithヨルナミは祭りの出店巡りを始めた。
「おー!!こっ…これは………初期のセー◯ームーンの絵柄の風船!!」
ヨルナミ「それがどうしたのです?」
「どうしたって!?初期のセー◯ームーンよ!?◯rystalじゃない方よ!?超レアでしょ!!」
クグラ「確かに絵柄が古いな。」
「古いって言い方はやめて!レトロと言いなさい!よし!買おう!」
カンナギ「あ?風船なんか買うのかよ?お前ガキだなぁ〜!」
「レアなんだからいいの!おじさん!その風船1つ頂戴!」
おじさん「はいよ!600円な!」
クグラ「高っ!!風船1つで600円かよ!?」
「いいの!欲しいんだから!」
涼子は上機嫌で風船を持つ。そしてまた歩き出すと今度は祭りの定番、金魚すくいの屋台が目に止まった。