第88章 修学旅行のお土産
涼子とクグラはなんやかんやで家族に色々とお土産を買ってきた。
「私からクグラのお母さんには琉球ガラスのネックレスね!」
母「あら、綺麗ねぇ!涼子ちゃんありがとう!」
クグラ「俺からは母ちゃんにシーサーのストラップな!一番母ちゃんっぽいの選んだんだぜ?」
母「……それはシーサーそっくりな顔とでも言いたいわけ?」
クグラ「(ヤバっ!つい本音が…。)いやいや、そんなわけねぇだろ?一番顔の良いのを選んだってことだ!」
母「まぁ…とりあえずそういう事にしておくかね。」
「次はクグラのお父さんのお土産ね!琉球ガラスのグラスだよ?お酒飲む時に使ってね?」
父「おぉ!涼子ちゃんありがとう!いや〜…娘に何か貰えるなんて俺は幸せだなぁ!」
「いやいや、まだ娘じゃなくてお隣さんですから。」
父「いいんだよ!どうせなんやかんやでクグラと結婚する事になるんだろうから!」
「110万貯まらないと絶対結婚しないわよ?」
クグラ「お前…それだけは譲らないよな。」
「当たり前よ!てか、クグラは?お父さんにお土産は?」
クグラ「………あはっ!父ちゃんのことすっかり忘れてた!」
父「偉大なる父を忘れるとは……この薄情者め!!」
クグラ「だって父ちゃん、家族内で存在薄いし〜!俺あんま可愛がってもらった記憶薄いし〜。」
父「…確かにお前を可愛がった記憶は俺もあまりない!」
「なんか酷い事言っちゃってるね。」
父「だが!存在が薄いは認めんぞ!!」