第49章 早弁
ヒモロゲ「……さて、このことはエト先生にしっかり報告しないとな。」
クグラ「おい!待て!ハゲ先!普通は担任に報告だろ!?」
ヒモロゲ「担任に言ったってお前らじゃ服に鼻くそ付いちまった程度の失敗くらいにしか思わないだろ!!」
「ヤダ〜!教師が鼻くそだって〜!!」
カンナギ「国語の教師のくせにそういう言葉は良くないよな〜!」
ヒモロゲ「お前ら〜!!……あれ??ヨルナミ様…?みんなまでなぜ弁当を??」
教室を見渡すとみんな弁当を食べ始めていたり教室から居ない者もいた。
ヨルナミ「先生、もぅ昼休みなのですが?」
三バカを構ってる間に昼休みになっていたのである。
ヒモロゲ「大変だ!!早く行かなくては!!バカに構ってる暇はない!!」
ヒモロゲは食堂まで走って行ってしまった。
「あの教師…生徒の指導より昼飯のが大事なようね。」
クグラ「だな。まぁエト兄さんに告げ口されないで済みそうだからよかったぜ!」
カンナギ「ところで涼子?お前は弁当どうしたんだよ?」
「は?とっくに食い終わったに決まってるでしょ?」
クグラ「は!?早くねぇ!?」
「はっ!私の特技を知らなかったの?」
カンナギ「お前の特技?セクハラだろ??」
「セクハラは特技違うし!!早食いよ!!いつどんな時でもとっとと食べ終わす事ができる!」
クグラ「マジかよ!?お前早弁の天才じゃねぇか!!」
カンナギ「流石、ハゲ先に三バカのリーダーと言われるだけのことはあるな!」
「あんた達〜!私を讃えなさい!」
ヨルナミ「(なんてバカなんでしょう…。)」