第48章 爽やかな朝
涼子は今日朝からとても体が楽だった。
「なんか今日は学校に居るのに体がリラックスしてるのよねぇ〜!なんか爽やかな気分〜!」
クグラ「あ?朝からウンコでも大量に出たのか??お前便秘だもんな〜!」
「ちょっと!あんたと一緒にしないでよ!てか、最近便秘してないし!」
クグラ「は!?俺がいつウンコ大量にしてスッキリって言ったよ!?」
「いつも朝トイレから出てくると爽やかそうな顔してるでしょ!?」
クグラ「は!?してねぇし!」
「してるわよ!今日トイレから出てくるなり『あ〜!出た出た!』とか言ってじゃん!」
クグラ「なっ!お前!人が便所から出入りする所ジロジロ見てんじゃねぇよ!」
ヨルナミ「あの…朝から教室で大きな声出しながら汚い話はやめてくれませんか?」
涼子とクグラは堂々と教室でウンコの話をしていたのである。
「あはは、こりゃ失敬!」
カンナギ「で?ウンコじゃないにしても何がそんなスッキリなんだ??」
「スッキリってかなんか体が凄く楽なのよね〜!」
クグラ「…なんだろうな。別に痩せたわけでもないし…寧ろ少し太った気が…あだっ!!」
涼子はクグラに拳骨をした。
「太った言うな!!なんか…こう、体が動きやすいというか〜!」
カンナギ「まさかお前…朝からラジオ体操とかババ臭い事してんのか!?」
「は?するわけないでしょ?そんなんするならもっと寝るわよ!」
ヨルナミ「でしょうね。涼子さんが健康とか気にするとは思えませんし。」
「なんかその言い方ムカつくわね…。」
そんなこんな話しているとヤタカとキクリが登校してきた。
キクリ「みんな、おはよう!」
「あっ!キクリおはよう!」
ヨルナミ「おはようございます。」
ヤタカ「おはよう。今日も爽やかな朝だね。」
クグラ「あ?お前も朝から大量にウンコ出たのか??」
ヤタカ「は!?何を言ってるんだ!?」
カンナギ「爽やかな朝とか言ってたじゃねぇか。」
ヤタカ「何故に、爽やか=ウンコになるんだ!?」
キクリ「ヤタカ!そんな大声で………あれ?涼子??」
「ん?何??」