第43章 カンナギとデート!?
「面白かったぁ〜!次はコーヒーカップよ!」
二人はコーヒーカップへ乗る。
「カンナギはあっちのに乗ってね?」
カンナギ「は?普通は一緒に乗るもんだろ?」
「え?別々に乗って回転速度を競うんじゃないの?」
カンナギ「普通は、んなことしねぇよ。」
「そうなの?今まではクグラと別々で乗って競ってたんだけど…。」
そして一緒に乗ったのだが涼子が力の限り回しまくったのでカンナギは酔ってしまった。
カンナギ「ちょっと休憩…。」
「あんた…疲れるの早いわね。」
カンナギ「ジェットコースター10連チャンの後にあんな何回も回転させたら気分悪くなって当然だろうが…。」
「じゃぁ次は回転しないのにしますか。…汽車でも乗ってみる??」
カンナギ「そうだな。あれなら回転しねぇし。」
回転がトラウマになりつつある。
「そういや幼稚園の頃クグラとエト兄ちゃんと三人で汽車乗ったんだけどさ〜。クグラの奴落ち着きないから途中で立ち上がったりしてエト兄ちゃんにずっと押さえ付けられてたんだよ?池に鯉がいるから池に入るだの騒いだりしてさ〜!」
カンナギ「うわぁ…バッカで〜!あいつ…昔から落ち着きなかったんだな。」
「そうなんだよ〜!あっ!そろそろお昼の時間だけど…何か食べる??」
カンナギ「そうだな。向こうに食いもん売ってるところあるからそこでいいか?」
「うん!」
二人は汽車を降りた後、売店に行く。
「う〜ん…ホットドッグとハンバーガーどっちにするか悩む…。」
カンナギ「両方食っちまえよ?お前なら楽勝だろ?」
「いや、また乗り物たくさん乗るから食べ過ぎないようにしないと!……よし!ハンバーガーにしよう!」
カンナギ「じゃぁ、俺はラーメンにするかな。」
そして二人は昼食を摂る。
カンナギ「……やっぱこういう店の飯ってイマイチだな。」
「まぁ仕方ないよ。」
カンナギ「涼子に弁当作ってきてもらえばよかったな。」
「え〜?私の料理って別にたいしたもんでもないよ?」
カンナギ「んなことねぇよ。煮物とか食ったことあるけど…スゲー美味かった。」
「そぉ?まぁ、毎日クグラ達の弁当作ったりしてるしね〜。…ねぇ、次はカンナギが乗りたいの乗ろうよ!何がいい?」
カンナギ「そうだな……じゃぁ、観覧車でいいか?」
「いいよ!じゃぁさっさと食べ終わしちゃおう!」
